*i7*

□*I`m foud of you......*
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「あ!ユキ!名無しさんに手を出したらさすがの俺でも怒るからね!IDOLISH7のみんなも!」

「ちょっとモモ!そんなんじゃないからっ!!」

「皆さん、早く始めないと時間がどんどん無くなってしまいますよっ! ビンゴゲームとかも企画してるんですから」

「まって一織!その前に……せーのっ!!」


『改めてようこそ、名無しさんちゃん(さん)』




ずっと不安だった。

私の好きなモモはもういないんじゃないかって、別人になったんじゃないかって。

でもそんなことはなかった。

今目の前でみんなにいじられてるモモも、テレビの中でアイドルをしているモモも、どっちも私にとって大好きなモモなんだって。

だってRe:valeのモモはこんな素敵な人達に尊敬されてて、大事にされてるんだもん。
だからモモはあんな素敵な笑顔で笑うんだなって思うと、やっぱりモモはモモだ。

何も不安になることなんてなかったんだなって。


「ねぇ。モモ」

「ん?どうしたの?」


みんなに囲まれているモモの腕を引っ張ってこっそりと私は彼に耳打ちした。


「今度はちゃんと二人でモモの部屋行きたいな、ご飯作るから」


自分でいったのに恥ずかしくて俯くと、彼は一瞬周りを確認して私の唇に軽く触れるだけのキスをした。

「そんなこと言われたら今すぐ名無しさんのことほしくなるじゃん」


少しいたずらっぽくいわれて私はつい笑ってしまう。

この後実はそれを陸くんと紡ちゃんが見ていて顔を真っ赤にしていることに気付くのはこの数分後のお話……。


そしてこの集まりが定期的に開催されて、メンバーと仲良くなったことでモモが私のことを心配になり、毎日ラビチャや電話をかけてくるようになるのはまた少し先のお話。


END


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