*i7*

□*おはようもおやすみも君の側で
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「顔、顔近いですっ!!」

「いいじゃん、昨日あんなことした仲なんだしっ!」

「え?」

「名無しさんちゃんけっこー強引でモモちゃんびっくりしちゃった!」

「え、ちょっ、え!?」


それってまさか……嘘!?え、服、着てる……し!!!


「あははっ、冗談だよ!何もしてないよっ、名無しさんちゃん本当に可愛い」

「うぅっ、百さん……私今でも信じられないです……百さんが、その……」

「今すぐじゃなくてもいいよ、俺は名無しさんちゃんとゆっくり進みたいって思ってるから」

「わ、私も、百さんのこと、好きです。大好きです。ただ、あまりのことにまだ信じられなくて……」



百さんの少し大きな手が、私の頭を優しくなでてくれる。

その手に安心感を覚えて、私はまた眠くなってきてしまった。


「あんまり無防備でいられると、さすがのモモちゃんでも我慢できる自信ないんだけどなあ」

「?」

「なんでもないっ!ほらもう少し寝て、起きたら一緒に朝ごはん食べてケーキ食べよっか」

「はい、おやすみなさい」

「おやすみ」

「……百さん大好きです」

「……(やばい、襲っちゃいそう……)」





END[


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