月島蛍(長編)
□この時を待っていた。
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・・・・・さきサイド・・・・
月島君を避けながら・・・こんなに近くにいるのに遠い。
でも発作はほとんど起きなかったし、普通に友達ともなじめて・・・・
あっという間に夏休み・・・・
これでしばらく月島君とも会えないね。
夏休み中にある長期の合宿で月島蛍は変わる。
変わってほしい。
でも会えないのつらいなぁ・・・・
それから会えない日々を過ごしたけどアニメで女っけがないことはわかっていたから、ただただ普通に過ごしていた。
そんなある日
母「さきー、月島君から電話ー!」
さき『はーーー!?!?!?』
ななななななんで家電!?
携帯・・・は教えてなかったね。
でも家電って・・・・小学校の時の名簿とかで知ったのかな?
とりあえず、部屋からでて電話をとりに行った。
母「じゃあもう夜遅いし、お母さん寝るわねー。」
電話の受話器を渡して母は部屋へと行った。
さき『も、もしもし・・・月島くん?・・・』
月島「遅い。あと・・・名前。」
さき『はっ・・・・いやっで、でも近くにお母さんいるし・・・っ。』
月島「はやく。」
え?え?どうしたの月島くん・・・・
さき『ど、どうしたの蛍・・・。』
月島「うん、僕もちゃんと好きだから。さきの事。」
え・・・・夢?
あぁ・・・・夢かぁ。
月島「さき?」
さき『ま、待ってスマホのば、番号教えるからっ。』
月島「待てない。泣いてるの?」
さき『からかいの電話?』
月島「ちょっと、普段の僕のことどういう人だと思ってるの。」
さき『ほ、ほんとにどうしちゃったの?』
月島「昨日色々あって、清算しておこうと思っただけ。頭で色々考えるよりやってみようって。」
さき『うん。』
月島「あの時の返事、今してもいい?嫌っていわれてもするけど。」
さき『うん。』