01作品集

□カゲプロで人狼ゲヰム
3ページ/16ページ

「エネちゃん!」


私はシンタローの携帯を取り、問い掛けた。




シ「おい(名前)」

「煩い」


携帯が音を立てる
そして


エ「大丈夫です、これは電信柱にもつながっているんで」

エネがニコッと笑ってみせた



「そう...良かった」


キ「とりあえず部屋入るか」

モ「そうですね」



シンタローが震えている


カ「あれ、まさか閉所恐怖症?」


カノが笑いながら問い掛けた


「みたいだね」

私も言っておいた


シ「おい(名前)賛成するなよ」


エ「ご主人がだらしないからですよ!」




まったく...いつも通りだ








部屋に入るとまるで教室のようにカードが机に並べられていた
それぞれメンバーの名前が記されている

私はモモと隣だった

モ「(名前)ちゃん、大丈夫?」



私も顔色が悪いらしい

モ「カード引けって」





スピーカーから音がした




″誰にも見せないようにカードを引け”
相変わらずの命令口調だ

「分かった」

ゆっくりカードをめくる。
そこに書いてあったのは




″狐″






という文字だった
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ