01作品集
□カゲプロで人狼ゲヰム
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なんでだろう。
ここに来て久しぶりに人を疑った
それは皆同じだろう
信じている人は何かしら想いがあるか
こんなもん、デスゲームだ
監視カメラを睨みつける
きっと私達を見て愉しんでいるのだろう。
...最低だ
シ「(名前)、こっちこい」
不意にシンタローの声
エネちゃんの声はしない
やっと独立したんだね!
笑おうと思ったが笑えない
シ「(名前)、コノハを吊ってくれないか」
「なんでそんなこというの」
冷静にシンタローを問い詰める
予言者を疑うなんて人狼っぽい
シ「違うんだよ、俺も混乱してて」
「嘘だ」
シ「嘘じゃない!アイツが怪しい なあ、(名前)は誰が怪しいと思うんだ?」
お前だよといってやろうかと思った
だが、辞めた
「私はキドが怪しいと思う」
壁を見つめて言う。
皆はもうとっくに部屋で待機している
時刻は3時半
シンタローと私は隣の部屋だった
シ「そうか...他には?」
_他?
「分からない。
疑うのは好きじゃない」
シンタローは人狼なんだろうか
私は人狼に見えているのだろうか
シ「なら、いいよ」
「待って」
シンタローの袖を引いた
一人は好きじゃない