黒ノ姫

□黒姫は毒林檎を喰べる
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見たい奴だけ 寄っといで





暗い森へ 寄っといで









これは 見世物サーカスの

悲しい悲しい 物語









そこにいる怪物の言う事を


そこにいる怪物の悲しい物語を







聞いたら









お前も仲間だ
みたい奴だけ寄っといで









暗い森に寄っといで









リンとレンの勧誘が始まった








リンはレンと共にサーカスの








風船売りをやっている









しかし人は簡単には立ち止まってはくれない









私は(名前)という偽名を使った







サーカス団の一員









でもこの名前を気に入ってる





可愛いし、お姫さまみたいだから。

















女の子の風船が空へ飛んでった

リンもレンも取ることは出来ない









恐ろしい姿を晒してしまうから

でもここの生活は楽しいよ

ミ「(名前)、ショーの時間だよ」









ミクが大きなドレスを着て私の車椅子を押した






ありがとう








と心の中で言う


残念ながら声は出ない









サーカスへ行く途中の山道で

ミクの足が見えたり見えなかったり









_見えるのは馬の足なんだ




ミ「リン、レン!遅れるよ?」


リ「はーい」

リンちゃんとレンくんが青い花を見ていた








また楽しいショーが始まるんだね
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