01作品集
□【よその子】【創作】イタリアン・マフィア
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“ここから先 立ち入り禁止”
貼り紙が見える。
この先にマフィアがいるのか...
私は秘密警察情報員の(名前)・サファイア
ある任務でイタリアンマフィアの追跡を頼まれた
でもだらしのないことに、行くのが怖い状況に
陥っております
(名前)「誰もいないみたいだけど、ん?」
不意に感じた気配__
(名前)「なっ」
「可愛いお姉ちゃんじゃん ちょっと俺らと遊ぼうよ」
「こんな危ない所で何してるんですかァ?」
私の後ろには、何人もの男がいた。
やば、イタリアンマフィアの近くを良いことに住み着いていたのか!
「後を付けてるのに、お姉ちゃんったら余裕なんだもの〜」
「笑っちゃうよな〜ァ」
マズイ、この場所にいたら助けなんて来ない
男が私に近付いてきた
誰か、助けて
_____パアン
パアン
突然の銃声
私の体を触ってきた男が倒れた
(名前)「だ、誰ですか...?」
周りを見渡すと、屋根の上に人影が見える
その人はどうやら手鏡を覗き込んで髪を整えているらしい。
デルタ「〜っと今日の俺もキマってるな〜、容姿端麗、正義の味方 ヒーローなイカした俺」
(名前)「あの」
返答はない。ただ鏡に夢中になっているだけだ
デルタ「ふ〜ん♪ ちょっと前髪が気になるな もう少し櫛でといてやって...っとこれで完璧」
(名前)「聞いてますかあ!?」
大きな声で言うとその人影は屋根から落下した
(名前)「あっ大丈夫で...えっ」
落ちた場所に駆け寄ると
馬用の草に横になっている
マフィアのボス
デルタ・チェルサーがいた。