【東京リベンジャーズ】

□カーテンコール※ 【灰谷蘭】
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「分かった」
蘭は優しい目をして私を押し倒してくれた。ふかふかのベッドが優しく私を包んでくれている。蘭がリモコンを弄り、薄暗い照明になったとこで私は毛布を掴む。


「なーに可愛いことやってくれんの〜」
「寒いから」
私が答える間も無く蘭がベッドに乗り上げて2人分の重さを乗せたダブルベッドが思ったより跳ねる。

「恥ずかしがんなよ、誘ったのはオマエだろ〜?」
「そーだけど」



目が慣れた部屋で私は天井を見つめながら蘭が服を脱がしブラジャーを外すのを黙々と待っている。下着だけになるとブラの上から胸を触られ悪戯された。

カップを下から持ち上げられ質量のある胸は蘭の手の中で上下し鷲掴みにすると指の腹に吸い付いた。乳頭を人差し指の先で円を描くように掻かれ、強めに持たれると私も変な気持ちになってきて小さく声が漏れる。

「んぅ...」
湿った吐息を漏らす私を見て蘭は喜んでいた。
どこで学んできたのと思うほど愛撫が上手い。しばらくいじられ乳頭が芯を持ち始めると蘭は指でそこを弾きながら私の首筋に舌を這わせる。全身の力が抜け結局されるがままになってしまう。


「俺のも頼むー」
楽しそうに目を輝かせてたくせに、自分の番になると死ぬほどどうでも良さそうな顔をする蘭。
いつもこうだよね、と思いながらその服を脱がしていく。
汗の匂い、そして、香水の甘い匂いがするのを感じる。畳んだ服をベッドの下に置くと同じく私の服が雑に置かれているのが目に入った。
ちょっと嫌な気持ちになるけど声を掛けられどうでも良くなった。


「じゃブラ外すぞー」
「もーはや」

蘭は慣れた手つきでブラを外す。器用に背中のホックを掴んだ後、左右の手が脇を通って出てきて私は恥ずかしさに太腿を擦り合わせた。
いつもそうなの。私とあんまり歳が離れてないなんて思えない。
近付くと吐息が掛かるものだからすぐ顔を伏せてしまう。

「もしかして恥ずかしがってる?」
それでも蘭は見逃してはくれない。

何も言えずコクリと頷くと片方の胸の頂を指の腹で潰すように撫でられた。
「ん♡」
反射で私は顔を上げて蘭は「かーわいい」と垂れた目をさらに細め口にキスをする。

ブラもパンツも脱いでしまうと青白い光をいっぱい受けた身体が白く浮かび上がり、私の体は上質なお皿の上に盛り付けられているみたいな気分になった。

頭のつま先から足の指まで。
蘭の熱を持った紫の瞳が動き、丹念に見られているのが分かる。眉を寄せ、額に汗をかいた表情は色っぽく今からされること考えただけで鼓動が早くなってしまう。

「...慣れない」
「俺もー」
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