STORY 長編
□球技大会
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今日は球技大会―
生徒たちは朝早くから練習を始めていた。
「いよいよだな〜バレー!」
「あぁ!勝ちたいよな〜けど神無月が弱ェからな〜」
「てかスクアーロ先生、また遠足ん時みたいに中止させようとしそうじゃね?」
「あぁ確かに。」
「まじ勘弁だよな〜」
こんな会話をしながら佐藤と鈴木は教室のドアを開けた
ガラッ
「なんだコレ?!」
目に飛び込んできたのは畳に獅子小渡。
カコーン
「う゛ぉおい!!!!燃えるだろう!!??」
((和むよ…))
「今日の球技大会は絶対優勝だぁ〜!!!!」
((予想外に盛り上がってる―――!!!!))
「対戦表はあそこに貼ってるぞぉ!!!!!」
黒板には対戦表が貼られていた。
「え?先生〜うちのクラスが書いてありません!」
「う゛ぉおい!!!よく見ろ―――――!!!!ここだぁ!!!!!」
スクアーロ先生が指さす先にあったのは…
「「3年V組?」」
「なんだコレ?1組から3組までしかねぇだろ?!」
「今日からこのクラスは〜3年V組だぁ!!!!!」
(((勝手すぎ――――!!!!!)))
「何でV組なんですか?」
「ウ゛ァリアーのVだぁ!!!!!!」
「バリアー!?」
「早速戦いにいくぞぉ〜!!!!!」
「行くぞぉ〜!!!!」
「「おう!!!!」」
V組の生徒たちはコートに次々に入っていく。
「おい!神無月!何してんだよ?早くこいよ?」
「う…うん。」
ピー
試合が始まった
真っ白なボールがネットを交互に行き来する。
「おい!神無月いったぞ!」
「え…あっ…」
ポロ
ボールは神無月に当たる事もなく落ちた。
ピー
「う゛ぉおい!!!!カンナズビィー!!!!何やってんだぁ!!!!!」
「神無月どうしたんだよ?」
「…ごめん。俺ボール怖くて…」
「そっか。気にすんなよ!」
「次落としたらたたっ斬るぞぉ!!!!負けたらウ゛ァリアークオリティで消すぞぉ!!!!」
(((プレッシャーかけてる――――――!!!!)))
スカッ
「カンナズビィー!!!!!!!」