STORY 長編
□直撃
1ページ/3ページ
昼休み
天気は晴れ
グラウンドに出た鈴木たちは野球を始めた
佐藤がバッターボックスに入って向かってくるボールを思いっきり打った
「大きい!!4番バッター佐藤!!流石です!!」
「……自分で実況すんな」
「仕方ないじゃん鈴木〜誰もやってくれないし」
「でも佐藤って運動神経は本当にいいよね!!」
「ありがと〜カンナズビィ〜!!」
「羨ましいよ…あ!!ホームランじゃない!?」
バリーン
「「アァァア!!!」」
「う゛おぉぉお!!!!!!!」
「……やばいよ!佐藤!!スクアーロ先生に当たったみたいだよ!!」
「どうしよう!?鈴木!!」
「俺に聞く!?」
「埋める?!」
「死体遺棄すんな!!」
「やっぱ火葬!?」
「そういう問題じゃない!!つか死んでないだろ!!」
「あぁ!!鈴木の後ろにスクアーロ先生の亡霊が!!」
「えぇぇ!!!???」
「うそぴょん♪」
「遊んでる場合か!!」
「南無阿弥陀仏〜」
「バカか!!カンナズビィ!!幽霊とか嘘だって」
「とりあえず職員室行ってみようぜ!!」
「ラジャー隊長!!」
「…だから遊ぶな!!」
「……鈴木俺悪くないから掃除行く!!」
「あ!カンナズビィ〜」
「逃げたな…」
「じゃあ鈴木、俺も掃除場所あっちだから行くな♪」
「お前は行くな!!主犯だろ!!」
「者場の空気を吸えるのもこれで最後か〜」
「捕まらねぇよ!!」
鈴木は楽しげな佐藤を連れて職員室へ向かった
・