STORY 長編
□球技大会
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「ひいっ!」
「先生おちついて!!!!!」
「オマエ〜下手だぞぉ〜!!!!」
(((追い討ち――――!!!!)))
試合はかなり競っていた。
あと一点で勝敗が決まるという時にスクアーロ先生はタイムをとった。
「ウ゛ァリアー作戦を決行するぅ〜!!!!!」
「「ウ゛ァリアー作戦?」」
「向こうの戦力はセンターの山田だぁ!!!!アイツを押さえて鈴木がアタックかませぇ〜!!!!!!」
「アタックをする時はネットをかすかに押さえろ〜!!!!!」
(((汚い――――!!!!)))
(((ていうか声がデカくて丸聞こえだ――――!!!!)))
生徒たちは素直にウ゛ァリアー作戦を決行した。
「3年2組の勝利です!」
作戦は敵に聞かれていた為に完全に押さえられた。
「う゛ぉおい負けやがったな〜!!!!」
(((お前のせいだよ!!!!)))
「カンナズビィー!!!!たたっ斬る!!!!!」
「俺、神無月です…」
「待って先生!!!カンナズビィーは頑張ったよ」
「そうだよ!カンナズビィー一生懸命だったよ!」
「神無月っす…」
「気にすんなよカンナズビィー!」
「お前は頑張ったよカンナズビィー」
こうしてカンナズビィーはみんなに励まされた。
それ以来彼を神無月と呼ぶ者はいなくなった。
(神無月なのに…)