STORY 長編
□2学期
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校長が泣き去って、スクアーロ先生が妨害・中傷したため始業式は開始5分で終了した。
「ま…まぁラッキーって言えばラッキーかな…」
「そうだな…」
始業式を早く終えたにもかかわらず生徒たちには複雑なわだかまりが残っていた
「う゛ぉおい!!課題出しやがれぇ!!!!」
(((課題!!!???)))
(課題なんかあった?)
(ないだろ…何もいってなかったぞ)
「先生課題なんてありましたか?」
「質問は作文用紙三枚以上書いたものしか受け付けねぇぞぉ!!!!」
(((めんどくせぇ!!!)))
「…………………………………………」
「佐藤?どうした?」
「……………よし!書けた!作文用紙三枚!」
「マジで書いたの!!??」
「はい先生!!質問です」
「ん?『課題なんてありましたか?課題なんてありましたか?課題なんてありましたか?課題なんてありましたか?』」
("課題なんてありましたか?"を三枚分書いてる――!!)
(((大変だったな佐藤…ありがとう俺たちの質問の為に。手の横側が真っ黒になってるよ…)))
「答えてください先生」
「段落構成しやがれぇ!!!起承転結もねぇぞぉ!!」
(((意外と厳しい―――!!!!)))
「…………………………………………………………………………」
(((佐藤また書いてる…。…頑張れ!)))
「……………………はい!!書けました!!」
「『僕には1つの質問があります。それはクラスメイトにとっても重要な質問であり…』めんどくせぇ!!!作文て何だぁ!!!先公やたら感想文を書かせんじゃねぇ!!!」
(((あんただよ書かせたのは!!!!)))
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