STORY 短編

□右腕
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パタン…





気づくと開始の合図の次の瞬間…

獄寺君の左手の甲は机についていた。




「…ι」





「もっかいするのな〜ι獄寺力入れてなかったろ?」




「いや…」





「やっぱ山本…お前強ェわ…」



「獄寺君…?」




「うん!やっぱお前のは最高だわ!」


「え?」



「山本!任せたぜ!左腕!!
つーわけで右腕はこの獄寺隼人だ!」






「ハハハやられちまったな!」




「バーカ。腕相撲も勝敗は腕っぷしじゃねぇんだよ!頭なんだよ!」



「なかなかやるじゃねぇか!」

「リボーンさんまで誉めてくれるなんて幸せっす!」





隣は獄寺君か…ちょっと怖いな…ι





「ツナくん」




「きっ…京子ちゃん!?どうしたの?!」


呼ばれて振り返ると京子ちゃんがいた。



「席となりだね!」


「え?隣は獄寺君じゃ…」


「山本君が引いたクジ"6"じゃなくて"9"だよ?」



「「「え!!!???」」」






















「ハハハ間違いみたいだな!」



「笑い事じゃねぇんだよ!この野球バカ!」















こうして右腕バトルは終了した。
京子ちゃんが隣なんてラッキー!





ついでに…


9番は18番と隣で山本と獄寺君は隣同士になった。






「ハハハ 俺達が隣になったのな〜」

「くそぅ!」


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