STORY 短編
□誕生日
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黒曜ランドに帰って来た犬。
いつも明るいわけではないのだが、今日はやけに暗く、千種や髑髏のいる気配はない
「誰もいないびょん…」
黒曜ランドに足を踏み入れた瞬間―
突然明るい光に包まれ、眩しさのあまり目を瞑る犬。
「なんらびょん!!??」
「…犬、誕生日おめでとう」
「おめでと」
光に目が馴れ、見えて来たのは千種と髑髏、そしてお菓子の山だった
「な…なんら…これ」
「…ごめん…犬の誕生日忘れてて…」
「今日髑髏と働いて買ってきた」
あまりの驚きと嬉しさで言葉が出ない犬。
「…食べて」
犬は嬉しさのあまり号泣した
「「犬、誕生日おめでとう」」
→アトガキ
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