薄桜鬼『桜恋録』1
□No.5
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土方「苗字」
名前「はいなんでしょうか……」
土方「……なんだそのへっぴり腰は……」
名前「いやちょっとみんなの稽古が厳しすぎて体がボロボロです…(白目)」
土方「……白目むいてるぞ」
名前「気にしないでください、年中白目むいてるような人間なので…(白目)」
土方「(年中……) そういや、明日からはお前も炊事当番に参加してもらうからな」
名前「炊事当番……(白目)」
土方「明日の朝は総司とだ、しっかり起きてやれ」
名前「へい……(白目)」
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……ということが稽古後にあったような気がする。
沖田「早くしないと土方さんに怒られちゃうよ」
名前「それは勘弁……」
朝から雷を食らうのは絶対に嫌だ。
私はボロボロの体を引きずるようにして、眠い目を擦りながら沖田さんと台所に向かった。