短編小説

□ヴィランがヒーローに愛されるわけない
1ページ/2ページ

エッグマン視点


わしの名前は世紀の天才科学者
Dr.エッグマン!!
わしには実は弱愛している
わしに似た天才の孫がいる
名前はユウは
容姿端麗の美少年で天才
そしてワシを慕う可愛い孫じゃ



「爺さん!!このメカ見てくれよ
対ソニック用なんだぜ!!」
「爺さん今日の飯なんがいい?」
「爺さん爺さん!!」


…ちとうっとおしいと思うこともある
孫はわしと共にエッグマン帝国を
建設するのが夢じゃそれがわしらの夢!! だがそれを止めてくるやつがおる、それは…



「Heyユウにエッグマン!
まーた悪さしてんのか?」
「ソニック!!また邪魔しに来おったか!!」
「お前らが悪さするからだろ?」
「けっ!!お前のその余裕面を
泣きっ面に変えてやる!!」



そう言って孫とワシが作ったメカ
巨大ライオン型ロボットの
Eシリーズメカでミサイルをうち
銃撃を乱射するがひょいひょいと
避けていく!!なんとも目障りな
スピードじゃこいつは!!



「コノヤロー!!これでどうだ!!」
「おーっと!」


ユウが打った小型爆弾は
ソニックの足場になって
爆弾も回避された、全く
厄介なネズミめ!!!



「喰らえっつのこのネズミ!!」
「よぉユウ」
「どわっ!?!?」
「なぁ!?いつの間に!」



ソニックはいつの間にかユウの
モービルに乗って来おった!!
ユウの真ん前でニヤニヤ
笑いおるわこいつ!!




「降りろてめぇ!!」
「そうカッカするなよ可愛い
顔が台無しだぜ?」
「ハァァきしょく悪っ!降りろ!!」
「コラー!!ユウから離れろ!」



何ユウの頬に触っとんじゃ!!
離れろこいつ!!



「そんな事言うなよ、ほらその
綺麗な目で俺だけを見ててくれよ…

俺だけを」



おいコラなんだその目は
おいコラなんだその虚ろな目は!
なんかいつもと違うぞその目!
なんかうっとりしてる目は!!
なんかいかん!!いかん!!



「はぁ!?だから離れろって…」
「この!!」
「おっと」



勢いよく体当をすると
ソニックはひらり、とかわして
地面に降り立った



「ユウ、ここはワシに任せろ!!
お前は基地の点検にあたれ!」
「え、でも」
「大丈夫じゃい!!!!!」
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ