短編小説

□愛される訳ないって思ってたのに!?
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夢主視点

私の名前は一堂日葵
奇面組の女リーダーなんだけど
私、実は前世の記憶があるの

トラックに跳ねられて死んだと思ったら…
奇面組リーダーの零さんに成り代わってたの
知ってるのはキャラクターだけ
だったんだけどビックリしちゃった
でも今では豪君達とも出会って楽しく
学生生活楽しんでるよ!
豪君たちと一緒に留年したけどね



「でもさー…リーダー頭いいし
先に卒業すること出来たんじゃないの?」
「そうよ、僕たちに付き合って留年しなくたって…」
「何言ってるの!私たち5人揃って
奇面組でしょ?一緒に卒業したいの!
私たち5人は一緒だよ!」
「「り、リーダ〜っ!!」」



って言ったら豪君達には泣きながら
抱きつかれたよ
だって奇面組は5人で1つ!だもんね!
だから私まだ17才だけど中3です
何一つ変わる事は無い日常


だと思ってたのはつい最近の事…
少し変わった所が…いいや
変わりすぎた所があるんです
それは…




「「日葵!」」
「日葵ちゃん!」
「日葵、俺と帰るついでにデート
と行こうじゃねぇか」
「何言ってんだ!!俺とだ!!」
「俺とだよ!!」
「…はぁ…」




変わりすぎた所…それは
御三家リーダーって呼ばれる

似蛭田妖くん
雲童塊くん
切出翔くんに…

なんでか揃って想いを寄せられている
という所…




「リーダーってホントモテるな」
「他の女子からしたら羨ましい
限りだよね〜」
「あ、はは…そんな事言われてもなぁ…」



始まりはつい3日ほど前くらい
突然、妖くんから告白されて
妖くんからの告白を断ろうとしたら
なんでか塊くんと翔くんが
乱入してきて、2人も私に想いを
寄せてるってカミングアウトしたのが始まり…



「(ひーーん!!女の子からの目線が痛いよー!!)」



この3人はモテるから当然私はいい目で
見られなくって視線が痛いよー!!
なんでこうなったの〜!!



「ご、豪君達逃げよっ!!」
「「おー!!」」
「あっ!?日葵!!」
「日葵!!待てよー!!」
「日葵ちゃーん!!」


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