特別クロスオーバー小説

□スーパーマリオくんとラッキーちゃん
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「ん……う、ん…」



マンガ本に吸い込まれた鈴音は
目を覚まして辺りを見回した
辺りは草むらで囲まれており
何やら豊かそうな場所であることはわかったのだが



「……あれって、?ブロック?」



そこには?が描かれたブロックが浮かんでおり
なぜゲーム内にしかないものが、と疑問を抱いたが…



「はっ!!そうだ!!皆!!天才マン!
勝利マン!友情マン!努力マン!どこ……いた!大丈夫!?」
「…う」


そう、一緒に吸い込まれた仲間たちである
急いで探せば直ぐにみつかり、鈴音は
近くに倒れていた天才マンを揺り動かし
目を覚まさせ、天才マンは目を覚まして
起き上がりあたりを見回した
そして天才マンが起きたのを筆頭に
三兄弟も目を覚まし始めた


「……ここは……」
「…あ?」
「うーん…」
「んん…」
「あっ!!みんな起きた!良かった…」


皆が起きてホッ、としたが問題は
自分たちが寝ていたこの場所である



「ここはどこだ?俺たちはヒーロー協会にいたはずだ」
「ふっ、ここはキノコ王国…」
「キノコ王国!?ってーとそれって確かマリオの‥」
「そう、私たちはどうやら先程の漫画の中の世界に迷い込んだらしいな」
「「なにーーっ!?!?」」



そう、先程吸い込まれたのはマリオの漫画本
そしてそのまんが本に吸い込まれてしまった
せいで5人はマリオの世界へ迷い込んでしまったらしいのだ



「でもなんで‥」
「来るだけの理由があったのだろう、
この天才にはわかる…やる事やったら
自然に帰れると」
「何そのふわふわした根拠…でも何したらいいの?私たち」
「ふっ、それは簡単なことだ…まずはマリオに会うんだ」
「「マリオ?」」



そのやる事がなにかは分からないが…
何かをなしとげたら元の世界へと
戻れるらしいが…何をしたら良いのだろうと
天才に聞いたが、天才は容易く答えた



「そうだ、彼に会えば何をすべきなのかそのうちわかる」
「マリオ?マリオ…でもマリオに会えって言われてもそんな簡単には会えませんよきっと」
「そうだよねぇ…一体どこに…ん?」
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