特別クロスオーバー小説

□とっても!大将ラッキーマン
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挨拶して学校へと足を進ませたその時


「…あ?なん、ゲコッ!?」


突然上から影がさしなんだと思えば
巨大なUFOが空から降ってきており
慌てて良ければ自分がさっきまで
いた場所にUFOが落ちてきた



「あっぶねー…転生したのにまた死んでたまっかよ……なんだ?なんか出てきた」



肝を冷やし汗を拭って直ぐに
中からカマキリ型のUFOが出てきて
電柱やポストを切り始めた


「おいおいなんだ宇宙人か?警察なんとか……無理か、そうか」


警察の中もまっぷたつに切ってしまい
収拾がつかない



「どうせ食べるんなら可愛い子がいいよな〜…!あの子にきーめた!!」
「きゃあああ!!」
「な!?みっちゃん!!」


知り合いが食われるのは後味が悪い、と
助けようとしたその時だった



「ジャンジャジャーン!!」
「うおっ!?なんだオッサンどけ!」
「いやオッサンじゃなくてラッキーマン」
「邪魔!!どけ!!」
「せめて聞いてぇ!?」
「五月蝿ぇ!どけ!」
「そっちの五月蝿い!?ひどーい!!聞いてってば!!」


なんかうるさいので渋々大ガマは
話を聞く事にした。



「もーなんだよ、俺になんか用かよ」
「やっと聞いてもらえる…こほん、追手内洋一くん!君ラッキーマンとなってヒーローにならないか!?」
「あんたの役目じゃねぇの?助けてやれよヒーローなら」
「それがなーアルバイトの時間が来ちゃってダメなんだよー助けられないの」
「はぁ?」


なんじゃそりゃあと顔を歪める
ヒーローって給料にならんのか?と
疑問を抱くが元祖ラッキーマンは
懐かららっきょを取りだし大ガマに渡した


「と、言うわけで!!あとは頼んだ!!」
「あっこら!俺まだやるって言って……
んだあのおっさん」


勝手に押し付けて帰るな、と内心イライラは
したが何はともあれ助けてやらねばと
らっきょを口に放り込むと一瞬の
閃光の中変身して目を開くと…



「……おっ?おぉー懐かしい格好!!」


目を開くと、自分の妖怪時代の着物に
身をまとっていることに気がついて
懐かしく思いを馳せたが…



「…色がちげぇしなんか腰に着いてるし
ハチマキまで着いてるしちげぇのばっか……大吉なんて書いてら」


内心ハチマキはだせぇから外したかったが
どうにもならんらしいのでとりあえずそのままにして
カマキリ星人へと向かった



「おい待ちやがれカマキリ!!その子を離せ!!」
「なんだおめー」
「大ガ…ちげぇちげぇ、俺はついてついてつきまくる実力もあり宇宙一ラッキーなヒーロー、ラッキーマン!!」
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