特別クロスオーバー小説

□とっても!大将ラッキーマン その2
2ページ/132ページ

地球では世直しマンの脅威も
去ったことでようやく学校も
再開して久しぶりに大ガマは
学校に登校してきた
席に座るのも久しぶりだ、と
息をついて先生を待っていた
しかしやってきた先生は…



「生徒諸君おはよーっ!」
「ぶっ!?」
「あっ!?お前は極悪教師マン!
何度でも努力してぶっ倒す!!」
「ちょっ、ちょっと待ってー!」




なんと現れたのは過去に大ガマに
やられた極悪教師マンであった
彼は地球侵略を考えてやってきたが
特吉大ガマにやられたはずだったが…?



「私は極悪教師マンから善良教師マンに
生まれ変わったのでーす」
「え?」



何でもこのクラスの担任は彼であり
教師マンが死ぬと担任がいなくなるので
教育委員会が善良教師マンとして
再生したらしい。



「…教育委員会もろくな事しねぇな…」
「極悪宇宙人再生とか…敵にまわしたくねぇな」
「と、言うわけでやっと学校も始まり
このクラスにも2人の転校生が来る事に
なりました!」
「て、転校生?」
「季節外れだぜ?」




努力と大ガマが首を傾げてそう
つぶやくがどうやらまだ来ていないらしい
初日から遅刻とはいい度胸をしていると
大ガマが内心思っていると
クラスメイトが何名かくすくすと笑い始める



「先生ーそのうち1人はもう来てるみたいでーす」
「すっかりクラスに溶け込んでまーす」
「えっ?」
「んぁ?…………あ??ん??」



どこだ、と当たりを見回した大ガマは
一人の男子生徒がクラスメイトに
番号と住所を聞き回ってるのを見た
…どこかハートが見えるピンクの髪…
知り合いの姿がダブって見えた。



「さーっ次は君だここに住所と電話番号を書いてね!はいこれはプレゼント」
「き‥君ーっ!!」

「あっ、先生ですか?」



先生の方を振り向いたその男子生徒…
校則違反の制服にハートが気のせいか
よく見える…もうこいつは間違いない、と
大ガマは確信した




「僕今日からこの学校に転校してきた厚井友情です!」
「知ってます」
「で、先生の住所とTELは‥」
「教えません!」


「あ‥厚井友情‥」
「あ、あの校則違反の制服の模様といい‥あれはどう見ても!!」

「「友情マン!!!」」



その声にクラス中が騒ぎ出した



「ええっ!?友情マン!?」
「あんまり活躍しなかった!?」
「やだなーっもうバレちゃったか!もうこれは仮の姿で本当は友情マン!!」

「(バラしやがったー!?)」

「参ったな!これでみんなもっと僕と
親しくなりたくなっちゃうなー!」

「(ポジティブだー!?)」



大ガマは心の中でツッコミを入れていた
あぁツッコミたい…そう地団駄を踏んだ
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ