特別クロスオーバー小説

□とっても!大将ラッキーマン その2
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「に…兄さん…どうして私と同じクラスなんです…!」
「仕方ないだろ。仮の姿の年齢がたまたまお前と同じだったんだから…
あ、洋一くんやっほー!そういえば
君からTELと住所聞くの忘れてたや!
書いて欲しいな!」
「え?おう……」



大ガマのTELと住所を手に入れた
友情は聞き周りに戻る



「ありがとうー!これはプレゼントさ!!さてとクラスの皆のアドレス聞くの途中だったな!!さーて次は君‥‥‥」



友情の目線の先にはです代の姿
友情は汗を一筋たらしてくるりと方向転換をした。



「‥は飛ばして次だーっ!!」
「なんでじゃー!!」
「(すっげぇ、友情マンが逃げた)」



友情が逃げるとは、と大ガマは
です代に目を向けた…



「え、ええと厚井くんの席だけど‥」
「やだなあ、先生。僕の席は毎日変わるのさ!そうして一人一人と友情を深めて行くんじゃないか〜!!」
「(んな事できねっつの)」
「いやいやそういうわけには‥」


大ガマが友情の無茶ぶりにまた
ツッこんでほほ杖をついた…
と、その時突然廊下から殴り合うような
音が響き‥その音が病み、勢いよく扉が開かれ‥


「やってこの学校の番長を潰してきたぜ!!これでこの俺が学校で1番って訳だ」



息を肩でする傷だらけの
髪の毛がサイヤ人かと思わんばかりに
逆だった男子生徒が入ってきた
…またもや校則違反の制服だ
もう見覚えしかない



「番長グループが100人もいたとはな、ひとりで相手はキツかったぜ‥さすがに変身しようかと思ったもんな」
「(人間相手に変身すんじゃねー!!
と、言うかもうバレてんだろ!!)」
「き‥キミはもしかして‥」

「そうとも俺が転校生の磯野勝利だーーーっ!!!」



磯野勝利と名乗ったその転校生に
一番にこだわるその言動に‥またもや
正体はバレバレだった



「あ、あれってよ‥どう見ても」
「そ‥そのようですね、あれは‥」
「「勝利マン!!」」




今度は勝利マンがやってきたという
事実にまたクラスメイトは騒ぎ始める
…特に



「しょ、勝利マン様だわ…」
「素敵…」



女子生徒の熱いため息だったが



「ふっ…まいったな。どうやら女の子人気でも俺が一番らしい」
「に、兄さんその髪型はちょっと‥」
「バカヤローッ!!これくらいしねぇと女性ファンは着いてこねぇんだよ!!」
「そんなに大事かよその髪が…」

「ん!?おーーーっ!!見つけたぞ!!
洋一!!テメェと決着つけるために俺は
来たようなもんだ!!」
「んな事デケェ声で言うなバレる!!!」
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