特別クロスオーバー小説

□とっても!大将ラッキーマン その2
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「っは…はぁ…はぁ…………?あれ、」
「師匠、やっと起きましたか!!」
「努力…?じゃあ今のは夢………」
「ずっとうなされていたので
心配してたんですよ!」


大ガマの目が覚めて一面に広がったのは
ドアップになり心配そうな表情をした
努力の姿であった
体を起こして背伸びをしたが
辺りが静かなことに気がついて辺りを
見回すと誰もいない。



「他の奴らは?1時間目体育だったっけ」
「違います!!天才と兄さんが
表で決闘を始めると言うのでそちらへ」
「っはぁ!?何考えてんだ!!
止めに行くぞ!!」
「はい!!」



努力を引き連れて大ガマが表へ出ると、
既に天才マンと勝利マンが向かいあっており
大ガマは舌打ちをひとつかました




「ッチ、なんでこんなことになってんだ!
あの二人が争ったんじゃあ無事で
要らんねぇぜこの学校!!
世話がかかるぜ!!」
「師匠出なければ止められません!!
お願いします師匠!!」
「おうよ、巻き添え食らうと危ねぇから
今日は見てな?」
「お心使い感謝します…!」



努力は巻き添えになるといけないから、と
今日は見学させて大ガマはすぐさまに
変身すると2人の元へ飛び出した。




「行くぜ天才マン!!」
「この天才に勝てるかなーーっ!!」



2人は突進していき、パンチを
繰り出さんと拳を握って突き出す




「やめやがれーーーーっ!!!」



2人の拳が互いの顔にぶち当たる…!
その寸前で、大ガマが間に入り




ガキンっ!!!




「「な、なにっ!?」」
「あっ!?ラッキーマン…!?」
「ラッキーマンが2人の拳を受け止めた!!」




勝利マンと天才マンの拳を
受け止めて間に入り止めたのだ
観衆や友情マン、努力は
驚いて大ガマを見る




「…あぶねーあぶねー」
「なんの真似だラッキーマン邪魔すんな!!」
「そうです、これは私と勝利マンの…」
「…………………………」



2人は反論しようとした、が
大ガマの鋭い瞳が吊り上がり自分を
睨みつけていたことに気が付き一瞬
言葉を詰まらせた、その時




「バッキャローーーーー!!!!」




バキィッ!!



「ぐわっ!?」
「うぐっ!!」

「「あっ!」」



次の瞬間、大ガマは勝利マンと
天才マンの事を殴り飛ばした!!
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