妖孤少女と熱血幽霊族少年と妖怪時計

□第七章 探偵!地下街のスクープ!
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「……白夜、報告する事がいくつかある聞いてくれ」
「えぇ、聞くわ黒龍」


白夜は今日…エンマ宮殿にて
仕事をしていた、そして彼女の隣で
書類を読みつつ報告するのは彼女の
一番の側近である白龍と黒龍の2人である



「USAで妙な事が怒っているらしい、
ゾンビナイト……特定の時間になると
ゾンビが墓から出てくる状況が発覚している」
「ゾンビナイト、被害者は?」
「よく分かってない」
「そう…白龍、貴方も報告お願い」
「こちらでは……」



ある程度報告を受けた白夜は
サラサラと書類を書き上げると
ペンを置いた。


「…OK、状況が悪化したら教えてちょうだいね?私は戻るけど」
「分かりましたですが………白夜
お兄様である大王様との時間も多く取ってくれないですか」
「大王様、最近あんたと話してねぇってしょげてたぜ」
「分かったわよ、今度ね……ほんじゃ」



ぼふん、と煙をあげて白夜は
転移妖術を使いゲゲゲの森へと戻ってきた
戻ってくると戸田鬼太郎が彼女を出迎えた



「!!白夜ちゃん!おかえり!」
「帰ったわよ…はぁー疲れた」
「お疲れ様」


ぐるぐると肩を回して疲れを取ろうとする
白夜に鬼太郎は茶を出して彼女を労う
白夜は暖かい茶を飲み、息を着く


「…フゥ」



平和な時間が流れた、だがそこに訪問者が



「鬼太郎さーん!!白夜ちゃーん!!」
「!おやイナホちゃんどうしたんじゃ?」
「あらイナホ?もう夜遅いわよどうしたのよ」


そこに来たのはイナホだった
彼女はどうやら焦っている様子…
イナホは息を整えると、要件を告げた




「あの、子供の集団とか見てません!?」
「え?いきなりどうしたの?」
「訳をまず話させてください…」




イナホが話すには…イナホの弟である
リクがまだ帰っていないという
それで探しても見つからず
妖怪オシラセッターで情報を
集めると…ふさふさんが
子供の集団をカメカメラで見たと
言っていて、カメカメラへ言ったが
手がかりは見つからず困っているという




「で、これっておかしいなぁと思って…」
「妖怪の仕業かもしれないダニ!」
「うーむ、確かにそれはおかしい…
鬼太郎!白夜!行ってみるんじゃ!」
「はい、わかりました!」
「待ちなさいよ、それで他に
手がかりはないわけ?
妖怪オシラセッターに」
「今確認してます」



イナホがそう言って妖怪パッドを見つめている…と、
妖怪オシラセッターに通知が入った。
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