ラッキー?いいえアンラッキー!2

□父を訪ねて宇宙へ!!の巻
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さっちゃんが消滅して早1ヶ月‥
ヒーローたちはそれぞれ星へ散らばり
宇宙や星の平和を守っていた‥
天才、努力、勝利、友情、目立、鈴音
も地球へ戻り平凡な生活に戻っていた‥
そんな中、天才はとある事を計画していた‥



「‥まだあったのを改造して正解だった」



油やすすに顔を汚しながらもスパナを持ち
よっちゃん戦の際に使った宇宙船を
大勢用に改造した天才はタオルで汗を拭った
タオルで汗を拭いフォトケースの中の
写真を開いて眉をしかめて真剣な顔をして呟いた‥



「‥父さん」



写真の中の神才マンと赤子の自分の写真
を見てまだ見ぬ父に思いを寄せた。
そう‥トーナメントの際にもヒーロー神や
会長に告げたとおり‥天才マンは
神才マンを探す為に宇宙へ出ることに
決めたのだ。



「父さん‥お父さん、必ずあなたの記憶を取り戻して見せる!!なぜなら私は天才‥そして、神とも言われる貴方の息子だから‥」
「‥さて、この事を皆にも話しておくか‥念の為にヒーロー協会にも連絡を入れて何人か‥」



‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

次の日‥学校が終わった三兄弟と鈴音
は天才マンに放課後、空き地に集められた
4人は何事だろう?と話し合う‥



「何事なんでしょうか?集まって欲しいだなんて‥」
「知らねーよ、何考えてんだ天才のヤツ」
「鈴音ちゃんは何も知らないの?」
「私も何も‥‥‥‥ん?」



その時、空からゴオオ‥と言う
大きな音が聞こえて上を見上げた一同は
あんぐりと口を開けてあっけに取られた。


「な‥あれは!?」
「宇宙船!?」


そう、上にあったのは大きな宇宙船だ
月と星モチーフの時点で天才作
だと言うのがわかった‥
宇宙船は4人の元へ着陸すると
扉が開き中から天才マンが降りてきた。



「「天才マン!!」」
「皆集まってくれたか、ありがとう」
「天才マン‥この宇宙船はなんなんだ!?」
「んで皆を集めた理由は!?」
「ふっ、理由は少しずつ話すから落ち着いてくれ」



前髪をサラリと手でとくと
閉じていた目を開いた。



「‥‥実は私には宇宙に出なければいけない訳ができた、だから皆にも共に来て貰えないだろうかと思い集まってもらった自体だ」
「宇宙に出なければ行けない訳‥!?」
「それは‥」
「それは‥‥‥‥私の父、神才マンの事だ」
「「!!」」



神才マンの話題が出たことで
4人は目を見開いて目を天才マンに向けた。
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