i am Hero children!

□おいでませヒーロー一家の巻
1ページ/3ページ

「え!?お家行っちゃってもいいの!?」
「あ?おう、お前らの都合が着くなら」
「大丈夫!!遅くなるって言ってるし行けるー!」
「うちも!」
「ならおじゃま‥‥って待って、もしかしてご実家って、ラッキーマンと天才マンが‥!!」


はっ!!とヒーローオタクの
緑谷が気がついてぷるぷる震えながら
聞くとこくり、と天城は頷いた



「いるけど?」
「やっっぱり!!!!!」



興奮した様子で叫んだ緑谷は
ガサガサとカバンを取りだしノートを取りだした



「さ、サイン貰っても大丈夫かな!?」
「いいんじゃね、母さんも父さんも気にしねぇし」
「うわー!生の天才マンとラッキーちゃんに会えるんや!!」
「恥ずかしくないようにせねば‥!」



緊張した様子の飯田とわくわくとした
様子の麗日にふっ、と息をつくと
先を先導して歩き出した。


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥


「着いたぜ」
「「広い!!大きい!!」」



着いたのはなかなか広い二階建ての一軒家だ
ある意味予想通りだと緑谷は見上げた



「さてあがっ‥‥‥あ?」
「え?何どうし‥‥‥‥‥あああぁぁっ!?」



門を開けた天城は見覚えのある
後ろ姿を見つけて声を漏らし、
覗き込んだ緑谷は思わず大声が出た
表彰台の頭に血の汗の付いた頭、
ハートの頭を持っスーツを着た宇宙人が
3人チャイムを鳴らしているところだった
その3人は‥



「しょ、しょ、しょ、しょしょしょ‥
勝利・友情・努力三兄弟っっっ!!!!」



そう‥そこに居たのは勝利マン、友情マン、努力マンだった



「わぁぁ!!勝利マンと友情マンと努力マンだ!!!」
「ほ、ほ、本物か‥!」



ワクワクとした様子、興奮した様子で
三兄弟を見る緑谷達と平然として
勝利マンに近寄る天城。



「勝利兄」
「あ?お、天城じゃねぇか帰り‥か?」
「久しぶりー!おっ?後ろの子達は友達かい?」
「お”っ!!おわ!!えと、え、と!!
みみみみっ、み、緑谷出久です!!!同じクラスの、生徒です!!」
「麗日お茶子って言います〜!!テレビで見てました!!」
「飯田天哉と申します!!会えて光栄です!!」



最初ににっこりと笑って答えたのは
友情マンだった


「私は友情マンだよ〜、嬉しいなぁ天城くんが友達連れてくるなんて!友達の友達はみーんな友達!!て事で!!ねね、電話番号と住所は?」
「あ!!え、えと、よ、よよ喜んで!!!」
次へ
前の章へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ