03/20の日記

18:20
第3幕第12場掲載しました
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第3幕第12場「いざない」
全5ページとなっております。
魔人との連絡の取り方が注目ポイント…完全に私の趣味です、はい。


来週更新予定の第3幕第13場「紫眼の微笑み、白銀の願い」はドストエフスキーと再会のお話となります。
交わされるやり取り、新たに得る情報…白銀とは何を意味するのか。


よろしくお願い致します。


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さて、創作裏話です。


もーう書いていて楽しかったシーンなので更新作業もはかどりますね!
古いパソコンの起動時って、黒い画面に「set up : windows 98 program」(適当)みたいな白い英文がずらーっと並んで、半角スペースくらいの大きさの白いカーソルがその文末でピコピコ点滅するのわかります???
で、文章が上にスライドしていってはその下に文章が次々に入力されていくあれ…あれ大好きなんです…何でいまのパソコンは爽やかな青い画面に「ようこそ」なんですかね…違うんだよそうじゃない…
あれイメージです。この文章は果たして伝わっているのだろうか。

国木田さんと太宰さんの無言の信頼は書いてみたかったんです…谷崎さんと国木田さんの合図なしの「独歩吟客!」も好き…ああいうの最高ですよね。
語彙力なんて相手に感動が伝われば良いものなのでこの際かなぐり捨てますけど、あれ最高です。
共にいる時間が生み出す至高の間合い…
第3幕第8場「再会」でもちらっと書いたんですけど、徐々に国木田さんと主人公さんもその阿吽の呼吸ができつつあるんです…
戦闘時に最小限の会話や合図で前に出たり後ろに下がったりするの良いですよね…最高最大の信頼の描き方だと思います。


太宰さんは主人公さんの考えもドストエフスキーの考えもわかってると思います。
それでも彼女を送り出したのは、それが必要だったからです。
彼女を敵の策中に取り残してでも彼女が得なければいけない情報だからです。
そこらへんのお話もそろそろできるようになるかしら。
原作にはいない、もう一人の天才が一枚噛んでおります。


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ついったの方でぼやいたんですけど、今までの掲載分内に二回くらい描かれている夢主さんと芥川さんとのバトル、もっと充実させようと思います。
今後の展開的に芥川さんとバトれなそうなので…いや、あと一回か二回くらい顔を合わせるかなと思ったんですけど、機会失ってしまいました。
このままだと芥川さんがただの噛ませ犬なので、それは嫌だなと…
芥川さんが夢主さんに徐々に対応していく過程を書きたかったんですけど、そんな余裕はありませんでした。残念。
とはいえまだ何も手をつけていないのでもう少し待っていてください。

ということで、たぶん第2幕の話数が変わります。
というのも芥川さんとバトる第二回目が第2幕第8場「潜入」全10ページの冒頭なんです。
書き加えるとなると全12ページくらいになってしまうし、第一「潜入」は大きく二つの場面で構成されているので、おそらく未来の私は「いっそ分割しよう!」って言うと思います。
読む分には問題ないんですが一応…


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来週のタイトル長いなって思うんですけど、そのままにすることにしました。
色の表現多いな私…わざとですけど。
今回のお話も光を見いだす主人公さんが綺麗(当社比)なので見てください。

そういえば先週ホワイトデーがどうとか言ったんですけど特に思いつかなかったのでお流れです…すみません。
できる限り季節ものを書いていきたいんですけど、これなかなか難しいな…


今回はこれにて。
それではまた。
カテゴリ: 終焉なき

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