05/24の日記

23:44
幕間-手記編-2、短編+1掲載しました
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掲載時間遅くなってしまってすみません…!

幕間 -手記編- Part.2
全7ページとなっております。
もはやウィリアムの天然具合を書いているだけのような展開ですが…実は彼はそういう子なのでした。

それと、閑話集の方に5万打記念短編掲載しました。
「闇に憩いし光の花よ」
太宰さんとのお話です。お洒落デート(仮)。

来週は更新をお休みします。
再来週は「幕間 -手記編- Part.3」を更新予定です。
次回更新分はきっかり十四年前に相当します。つまりはそう、終戦ですね。


よろしくお願い致します。


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さて、創作裏話です。


オリジナルキャラって性格設定が難しいです。
際立たせすぎたら本来の登場人物が色あせてしまうし、誰かと被ってしまったらモブと変わりないし。
何はともあれウィリアムは書いていて楽しい子です。
基本的に人の話を聞かないのでぽんぽんと話が進みますし、研究者という立場上会話も簡潔な傾向があります。
ただツッコミ役(=通訳)がいないと何を考えているのかさっぱりわからないんですけどね。
一応砦組三人の性格を参考にしています。
本音を言うとあの三人と対話して欲しかった。

ベンは完全にツッコミ役オカンポジションです。
なんだかんだ言いながらちゃんとウィリアムの部屋を掃除する。
あとは、ウィリアムの唯一の理解者であり、彼の思考に対して余計なことを聞くこともなく答えられないこともない、同程度の頭脳の持ち主だったりします。
実は頭が良い人。
本編で年齢は出てこないんですが、手記記載当時は彼らは22歳ってことになってますね。
大学卒業は18歳だそうです。

あとオリジナルキャラというとヘカテでしょうか。
劇団の後輩君にして夢主に最初の段階から接触を試みた国家の諜報員…といういわゆる”正義側の人”です。
無邪気で真っ直ぐ、を心がけていました。
正体が判明した後豹変する案もあったんですが、彼には最後まで「舞台女優な夢主の味方」=「危険分子な夢主の敵」でいて欲しかったのでああなりました。
ポートマフィアに潜入していた安吾さんと同じ感じだったと思うんですけど、実際は安吾さんよりも未熟で(悪い意味で)情が深い子でしたね。
安吾さんがヘカテの立場だったなら、夢主に気付かれることなく、気付かれても取引を持ち出したりして最後まで任務を優先しようとしていたと思います。
もちろん、心の内はさておいて。
ヘカテにはそういう強さはありませんでした。


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5万打短編、太宰さん編その2です。
太宰さんってなんでこう、書きにくいんでしょうね?
書きにくいというのはキャラが掴みづらいというわけではなくて、こういうシチュエーションの時どう行動するかさっぱりわからないってことです。
難しいなあ…
がんばったんですけどどうなんでしょう、こういうのは。

あと、太宰さんが
「きっと、君の友人が君に抱いた気持ちと同じものを、私も君に抱いているのだから」
って言ってるんですけど、この言葉の真意は手記を一通り読んだ後の話(第4幕)にも繋がってきます。
ちょっと考えなしにこうしてしまった。ぐぬぬ。
手記編掲載中の今じゃウィリアムの心境わからないですよね…すみません…どうせなので予想してみてください。
普段の太宰さんの様子からわかる通り、悪い感情ではないです。


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短編の方、夢主さんと国木田さんの心的距離で「第2幕後」とか「第3幕共喰い前」とか表記しているんですけど、わかりづらいですね?
個人的に、
・第2幕前…知り合って間もない。夢主にとって国木田さんや探偵社は利用対象
・第2幕後…連続猟奇殺人事件の後。夢主にとって国木田さんは希少な信用できる人、国木田さんにとって夢主さんは一般市民の一人。
・第3幕共喰い前…爆弾盗難事件の後。お互いがお互いに唯一になりつつあることを理解したが相手の気持ちまではわかっていない(両片思い)
・第3幕後…共喰い事件後。両思いだと気付いている。
って感じなんです。
頻繁に間柄というか距離の形が変わっていくので重要な情報な気もするんですが、どう表記したものか…
良い案があったら教えてください。


***

来週はお休みいただきます。すみません。
再来週もよろしくお願いいたします。

それではまた。
カテゴリ: 終焉なき

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