06/06の日記
19:01
幕間-手記編-3、短編+1掲載しました
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先週はお休みをいただきましてありがとうございました。
幕間 -手記編- Part.3
全7ページとなっております。
やっと夢主さんが彼と出会いました。名前も呼んでもらえましたね。
今回も閑話集の方に5万打記念短編掲載しました。
「飴玉の向こうに映る青」
中也さんとのお話です。舞台女優な夢主さんへ格好良い対応してもらおうとしたら天然たらしっぽくなってしまった…
来週は「幕間 -手記編- Part.4」を更新予定です。
手記も後半にさしかかりました…絶望の真意はいかに。
よろしくお願い致します。
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さて、創作裏話です。
手記の方、完全にオリジナルなので読んでいてつまらないとは思います。
ちょこちょこと原作の流れ(〈殻〉とか大戦とか)を挟み込んではいるものの…とはいえ夢主さんの過去と今後が関わってくるお話なのでもうしばらくお付き合いください。
文ストは登場人物皆どこか優しくて、森さんですら非情とは違う感情で太宰さんを見守っていたりしているので素敵ですね。
ウィリアムを投入したのは「他人の感情すら考慮しない完全に無情な人間」というものを入れてみたかったというのもあります。
当人に悪気はないし、彼がいる環境がそれを当然にしなければやっていけない場所なんですけどね。
ドス君は「感情を理解した上でそれを利用している」感じがしてこれまた良いです。
そんな中での「僕はこの大きな舞台で、作品を作ってみたかったんだ」というウィリアムの発言でした。
この世は舞台だというのはシェイクスピアの演劇作品によく出てくる考え方です。
ウィリアムに宿っている感情、願望はこれだけなんです。
それがどんな物語を形作り、その結果が悲劇となったか喜劇となったか…その辺りは今後読み進めていただきたいと思います。
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前回は冒頭引用文の説明をすっかり忘れていました。申し訳ない。
というわけでPart.2の冒頭引用文の解説から。
If circumstances lead me, I will find
Where truth is hid, though it were hid indeed
Within the center.
手がかりさえあれば、事の真相を
きっと見つけ出して御覧に入れましょう。
たとえ地球のど真ん中に隠されていようとも。
「ハムレット」第2幕第2場より、ポローニアスのセリフです。ポローニアスというのは、国務大臣にしてハムレットの婚約者の父。
陽気なおっさんです。しゃべりが冗長で道化じみているのが特徴。
ハムレットが叔父への復讐のために気狂いを演じているのを、娘への過激な恋心ゆえだと勘違いし、それを決定づけようと娘を使ってハムレットの真意を探ろうとする時のセリフになります。
なお、第3幕にて叔父王と勘違いしたハムレットに一刺しで殺されます。その事件が物語を大きく動かしていくのですが…
Part.2は夢主さんの出生や手記作成の経緯などの事実が判明するので、これを選びました。
手記編は本編の細かな独自設定を裏付けするような感じが多いです。
そしてPart.3の冒頭引用文ですね。
Be thou assured, if words be made of breath,
And breath of life, I have no life to breathe
What thou hast said to me.
その心配は無用です。言葉が息から、
息が命から出るものなら、私には
お前の言ったことを洩らす息も命もないのだから。
「ハムレット」第3幕第4場、ハムレットの母である王妃のセリフになります。
ハムレットの狂気が本物なのか演技なのか、誰も判断ができない中、ハムレットの復讐心を唯一理解している叔父王と純粋にハムレットを心配する王妃のためにポローニアスはハムレットと王妃の話を盗み聞きすることに。
しかし隠れていたポローニアスを叔父王と勘違いしたハムレットによって、ポローニアスは殺されます。
宙を睨んで元夫の亡霊と会話する息子と、息子に躊躇いも後悔もなく殺された臣下、息子が明らかにした狂気の理由、それらを目の前に呆然とする母。
彼女がようやく発する言葉が引用文になります。
このシーンは王族の悲劇というよりも家族の悲劇としての一面が強い場面です。
そしてハムレットがとうとう殺意を露わにしたシーンでもあります。
それを受けて叔父王はハムレットを殺す決意をし、ハムレットの婚約者オフィーリアは発狂し、オフィーリアの兄レアティーズが帰国。
王とレアティーズがハムレットを殺すために手を組み、最終幕へと向かいます。
手記編の方でも終戦を機にウィリアムが行動を開始し夢主さんと出会うので、物語の転機という意味合いです。
手記編がPart.1〜Part.5まであって、「ハムレット」も第5幕まであるので、それに合わせるつもりで第3幕からそれっぽいのを引用したんですけどね!
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そして手記の進行と同時に進んでいるのが5万打記念短編の掲載ですね。
「飴玉の向こうに映る青」
最初は中也さんに舞台女優な夢主さん(内心ひやひや)をエスコートしていただくような感じをイメージしていたんですが…とても良いお話に仕上がりました…満足…
本編の方では敵対しかしていないんですが、敵でなかったらきっと夢主さんの中にこびりついている過去や罪悪感を察して手を差し伸べてくれる気がします。
とはいえ彼とのバトルが好きな身としては、敵として永遠に君臨していて欲しいです。
前半に堂々と森さんが登場してしまって「中也さん短編とは」ってなっていたんですが丸く収まりました。
あと、夢主さんが黄色の飴玉を選んだのは国木田さんの存在があったから(というこじつけ)なんですけど、国木田さんってイメージカラー何色なんですかね?
蒼の使徒の関係で青も良いんですが、全体的に黄色か緑かそれとも…という感じで、かなり悩みます。
戦隊ものじゃないのではっきりとしてくれなくても良いんですけどね!
こういう時に気になっている相手のイメージカラーを手に取るの、個人的にめちゃ好きです。
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先週はお休みをいただきましてご迷惑をおかけしました。
定期的に訪れる不調期間でした。
心身共に原因もなく大ダメージな状態だったので、一時的に創作そのものから離れた感じです。
そして完全復活。
休むって大事です。
皆様も無理を続けず適度に休憩を。
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そういえば文マヨとうとうランキング実装されましたね!
ランキングというとあんすたのランキングしかやったことないので、過酷なイメージがありました。
やってみたらおはじきが楽しくて延々とやってました。
ゲーム性が私に合っていてとても好きです、文マヨ。
スキルを任意で発動するのあまり好きじゃないので、スキルを使わなくてもクリアできるのは大きいです。
あと、タップ反応が鋭敏でストレスないのが良き。
そして国木田さんの梅雨イラストありがとう。
私にとっての国木田さんっていつも生真面目でああいう表情しないんですけど、不意にあんな少年みたいな表情されたら呆気に取られてその後地面にダイイングメッセージ書いてますね。
夏の国木田さんは風流。
国木田・風流・独歩。わたしおぼえた。
国木田さんのアクティブスキルモーションもキリッとしていて遺言残すレベルなんですけど、賢治君のアクティブスキルモーションも最高なのでぜひ見て欲しい…ことばにならない。
はしゃいでるとは違う賢治君がほんとに…可愛いというよりも録画しておかなきゃって感じです。絵になる。もはや絵画。
観光雑誌の表紙を飾って欲しい。
そういえば文マヨのフレンド枠空いてます。
infoの方にID載せてますので…ユーザー名やコメントに不快感がなくてサポートキャラ欄がRだけor1体だけとかじゃないならランク関係なく推し関係なく大丈夫です。
もしよろしければ…
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ちゃっかり宣伝したところで、今回はここまで!
それではまた。
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