サボテン
□第2話
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『東くん...』
東「なんだってお前がこんな所に...」
((ドカン
『キャッ』
((ガバッ
「危ない!((グッ」
ーーー東さんすみません。
大丈夫ですか?ーーー
「あぁ、大丈夫だ。
それよりそっちは片付いたか?」
「はい!片付きました!!」
「おい、お前うるさい...」
「いーだろ!別に!!」
東「お前ら喧嘩しないの...
俺は民間人を保護したから本部に
行ってくる。悪いけど次の隊への
引き継ぎ任せても大丈夫か?」
「はい!大丈夫です!」
「俺に任せちゃってください〜!」
東「はは...頼んだよ。」
ビックリした...
何がって突然爆発音がしたかと
思ったらどこかの家の破片が飛んで
きてヤバいと思ったら
東くんに引き寄せられるし…
なんか東くんは隊の人?に連絡
取ってて相変わらず世話焼いてるんだなって思ったし...
「...い」
『 へ?』
「おい!大丈夫か?」
『あ、えぇ...大丈夫よ。
ありがとう...』
「あぁ...」
『「.....」』
「と、取り敢えず本部行くか...」
『え、えぇ。そうね。』
そこから全くと言っていいほど
私たちは口を開くことは無かった...
『着いた...。懐かしい...』
「...」
『東くん助けてくれて
ありがとうね。』
「あ、いや...全然大丈夫だよ。
それよりまき
せっかく来たんだからみんなに
会っていけば?」
『...そうしたいのは山々なんだけどね。
ちょっと今日は...』
「そうか...
ところでなんであんな所にいたんだ?」
『ちょっと城戸さんたちに用が
あってね...』
「そ、そうなのか...」
『うん...』
『「...」』
『じゃあ私行くね...』
「あぁ、じゃあな」
『「.....」』
結局また言えなかったな
まぁ復帰してからでも遅くないよね。
((コンコン
『城戸さん椎名です。
入ってもよろしいでしょうか?』
「あぁ、入りたまえ」