サボテン

□第7話
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((ウィーン

「!東さん、お疲れ様です。
来てくれて良かった...。」

東「あぁ、ありがとうな...二宮」

二宮「いえ、自分はただ
傍にいただけですから...」

東「それで椎名は...?」

二宮「はい...
今はまだ目を覚ましませんが
点滴が終わり次第目覚めるかと...
医務長の話だと
疲れとストレスが原因だろうと...」

「そうか...
分かった。後は俺が見てるから
お前はもう帰りなさい。」


二宮「はい、わかりました。」

東「今度、加古とお前に
焼肉奢らせろよ。」

二宮「!はい!
ありがとうございます!」

東「あぁ!」

二宮「では、失礼します!」

東「おつかれ」

((ウィーン

東「さてと...」

あいつが寝ているのは
あのベットだよな...

((シャッ

東「...まき」

『.....』

「はぁ...」

吹っ切れたとはいえ

2年間探し続けた人...

会いたかった人が

こんなに簡単に会えてしまった

髪の毛伸びたな…

彼氏とかいるんだろうか

こいつ顔がいいから

他の男が放っておかないだろう

「はぁ...」

そばの椅子に座り

様子を伺う...

「友達か...」

いざ目の前にしたら

友達で居られる自信が無くなってきた

だってこいつの前では

こんなにも胸が苦しくなるんだから

「まき...俺はまだ...」

『んん...』

「!?まき??」

『...』

「なんだ寝言か...」

(((prrrrr


誰だ...まきのか?


「っ!.....」

## 湊 ##

この名前...

そうだ...

2年前にも見たことがある

あいつの様子がおかしくなったのは

いつだってこいつからの電話の
時じゃないか...


ーーーーーーーーー
次から過去編に突入します。
どうしてまきさんが
東さんに何も言わなかったのか

そもそもなんで休職したのかが
分かります。


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