リクエスト

□甘えたな
1ページ/2ページ





「れな〜」


そういって今日も楽屋で抱きつく

「白石さん、どうしたんですか?」
「んー、ただ抱きつきたくなったの」

そういうと私の腰に手を回してくれる怜奈はやはりいい子だと思う。

「先週のQさま!見たよ!」
「ほんとですか!?」
「うん、やっぱ頭いいね」
「そんなことないですよ」

私も勉強教えてもらおうかな〜なんて
中国語もできるしほんとに教えてもらいたい

「白石さん、スタジオ行かないと」

怜奈の背中から少し離れて楽屋を見てみると
メンバーがほとんどいなくなっていた

「そうだね。惜しいけど行こっか」
「ですね」
「スタジオ着くまで手繋いでいい?」
「もちろんいいですよ」
「やった」

繋いでくれたが普通の繋ぎ方
だから、普通の繋ぎ方から恋人繋ぎに帰ると珍しく顔を真っ赤にする怜奈。

「んふふっ、顔真っ赤だ」
「急にそんなことするからですよ」
「収録終わったらご飯いこ」
「大丈夫ですか?明日、はやいって……」
「いいの!一緒にご飯食べた方が元気になるから」


そのあと、恋人繋ぎをしてスタジオにはいって
メンバーにかわれたのはいつものこと。








あとがき→
次へ
前の章へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ