人生は航海の連続である!
□2.ハンター試験開始!
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お礼を言ってからその場を離れる。
なんか面白い人多いな〜。人と話すの楽しくなってきたかも!
そういえばさっき同じくらいの歳の子見たんだよね〜
話しかけてみよ〜っと。
「ここまでで参加を区切ります」
始まった??
「それでは皆さん、初めまして。試験官のサトツと申します。2次試験会場に向かいますので、ついてきてください」
ついていく? それだけでいいの? それなら1次試験は合格できそう。よかった〜
洞窟の大きな扉が開く。
そしてサトツさんはその道の奥へ歩き始めた。
あの人歩くのはや!
*
*
*
しばらくついて行っているとさっき見かけた子がいた。友達と一緒にいるみたい。
話しかけてみる。
「こんにちは」
元気な声がかえってきた。よかった〜。いい人そう。
「名前なんていうの?」
「オレはゴン! ゴン=フリークス。君は?」
「私はクレアスっていうの。よろしくね!」
それで、そっちの白い子は?
「俺はキルア。よろしく」
「ゴンとキルアは何歳なの?」
「俺達は12歳で同い年なんだ」
へぇ〜若いね。最年少じゃない?
「じゃあ私の方が1つ年上だね」
「見えねーな。年下かと思ったぜ」
ん? それは悪意ありかな?
「クレアスはどうしてハンター試験に参加したの?」
うーん。話すなら過去を話すってやつクリアしたいけど話すと長くなっちゃうな。
「私、忍の家の人でね、家に合格しなさいって言われたの」
とりあえずそれだけ言う。
「クレアスって忍者なの? すごいね」
「なんか使えんのか?」
「的当てだったら得意だよ」
「的当てかよ。もっと忍者っぽいやつできねーのか?」
「分身の術とか見てみたい!」
的当てなめてるな〜。私の的当て技術すごいんだからね! この子たち私家に連れてこー
それで見せてあげるの! 名案だわ。
「あ! そうだ。2人にはまだ紹介してなかったね」
そう言って走りながらゴンが紹介してくれた2人はゴンの友達らしい。
背が高くて眼鏡かけてるのがレオリオ。金髪でとってもきれいな顔の人がクラピカ。
一通りの自己紹介を終えるとゴンとキルアは2人で話し出しちゃった。仕方ない。この2人と話してみよう。
「レオリオ、頑張ってるね〜。そんなにきつい?」
「お前は疲れねぇのか? そっちの方が不思議だぜ」
もう走った時間はかなり長い。脱落してる人も出てるみたい。
「息乱れるからあんま話しかけんなよ」
そんなこと言われたら話しかけたくなっちゃうじゃん。
「背高いね〜何センチ?」
「そのバック、中なに入ってるの?」
「後どれくらい走れそう?」
矢継ぎ早に質問してみる。
「だあー! うるせぇい! 話しかけんなって言ってんじゃねぇか!」
レオリオは怒鳴られた。そんな声出したら息きれちゃうよ?
案の定はあはあ言ってるよ。
この人おもしろ〜い!笑笑
「その辺にしといてやれ。こいつは走るので精一杯なんだ」
「おまえ言い方ってもんがあるだろ!」
やっぱレオリオっていじられキャラなんだな。それともクラピカがいじりキャラなの?