人生は航海の連続である!
□7.狩るものと狩られるもの
1ページ/3ページ
次の試験はなんだろう?
狩るものと狩られるもの
まずは、塔を脱出した順にカードを引く。
1番目だれ?
あ、ヒソカ。最初なのか〜凄いな〜。
順番にカードを引いていく。
私の番号は……198番ね。この番号の人がターゲット。
ってか、ターゲットってどういうこと? 狩るってことは……
あ、プレートね。よかった〜
へぇ〜得点決まってるのか。
ターゲットと、自分のプレートは3点、他の人のは1点。6点集めれば合格。ここで合格者が半分に減っちゃうんだね。
その半分に入れるかな〜? 心配……。
今度の会場は……島!? ということは海があるの?!
乗り込んた船から青い海が見える。
「わぁ〜海だー!」
海って不思議でいっぱいなの! なんで塩水でできてるの? なんで、水の量が増えないの? どこまで深く続いてるの? ロマンがいっぱい。
「私、ガイドを務めます、カラと申しま〜す」
これから2時間で4次試験の会場につくらしい。それまでずっと船に乗れるんだ〜!
「ねぇねぇレオリオ、見て〜! 海だよ!」
「海くれぇわかってるから、お前はちょっと黙れ」
「こんな空気の中、元気なのもいいことよ! 到着まではどうぞ自由にお過ごしくださいね〜」
は〜い!
「お前、空気読めって言われてんぞ」
そんなこと、言ってなかったし〜
「戦いは既に始まっている」
「ああ。みんな自分のプレートをどっかにしまい込んじった」
あ、そっか。自分のプレートも奪われるかもしれないんだね。
私もプレート隠した方がいいかな? そっちの方が狙われにくそう。
「レオリオは何番だったの?」
「こんなとこで聞くやつがあるか!……お前だったらどうすんだ?」
え! 私なの?
……そっか、レオリオやクラピカのターゲットが私の可能性もあるのか。
「ごめんね、もしそうならレオリオは合格出来ないよ〜」
「どういう意味だよ。……まあ、お前じゃねぇからな」
よかった〜。仮定の話ってことね。
えと〜……じゃあ、クラピカは?
「安心しろ。私のターゲットはレオリオでもクレアスでもない」
よかった〜。正直、レオリオよりクラピカのターゲットである方が大変そう。
「……なんか、お前、今、失礼なこと考えただろ?」
なんと! レオリオは心が読めるの?
「いーえ、なんにも」