人生は航海の連続である!

□7.狩るものと狩られるもの
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次の試験はなんだろう?


狩るものと狩られるもの


まずは、塔を脱出した順にカードを引く。
1番目だれ?

あ、ヒソカ。最初なのか〜凄いな〜。

順番にカードを引いていく。


私の番号は……198番ね。この番号の人がターゲット。

ってか、ターゲットってどういうこと? 狩るってことは……


あ、プレートね。よかった〜

へぇ〜得点決まってるのか。
ターゲットと、自分のプレートは3点、他の人のは1点。6点集めれば合格。ここで合格者が半分に減っちゃうんだね。

その半分に入れるかな〜? 心配……。

今度の会場は……島!? ということは海があるの?!





乗り込んた船から青い海が見える。

「わぁ〜海だー!」

海って不思議でいっぱいなの! なんで塩水でできてるの? なんで、水の量が増えないの? どこまで深く続いてるの? ロマンがいっぱい。

「私、ガイドを務めます、カラと申しま〜す」



これから2時間で4次試験の会場につくらしい。それまでずっと船に乗れるんだ〜!


「ねぇねぇレオリオ、見て〜! 海だよ!」

「海くれぇわかってるから、お前はちょっと黙れ」


「こんな空気の中、元気なのもいいことよ! 到着まではどうぞ自由にお過ごしくださいね〜」

は〜い!

「お前、空気読めって言われてんぞ」

そんなこと、言ってなかったし〜



「戦いは既に始まっている」

「ああ。みんな自分のプレートをどっかにしまい込んじった」


あ、そっか。自分のプレートも奪われるかもしれないんだね。
私もプレート隠した方がいいかな? そっちの方が狙われにくそう。


「レオリオは何番だったの?」

「こんなとこで聞くやつがあるか!……お前だったらどうすんだ?」


え! 私なの?

……そっか、レオリオやクラピカのターゲットが私の可能性もあるのか。


「ごめんね、もしそうならレオリオは合格出来ないよ〜」

「どういう意味だよ。……まあ、お前じゃねぇからな」


よかった〜。仮定の話ってことね。

えと〜……じゃあ、クラピカは?

「安心しろ。私のターゲットはレオリオでもクレアスでもない」

よかった〜。正直、レオリオよりクラピカのターゲットである方が大変そう。

「……なんか、お前、今、失礼なこと考えただろ?」

なんと! レオリオは心が読めるの?

「いーえ、なんにも」
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