初恋はレモンの味(マイキー 長編)

□最初の出会い
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※主人公のセリフは『』で示します


〜最初の出会い〜







あれは私が3歳くらいのこと





カバッ



『きもちぃー』

ハナママ「こら、冷蔵庫開けっ放しにしないの」

『はぁい、
あぁぁぁぁーーーーー!!!!!!!!おかあしゃん!!ハナのかゆぴしゅがない!!!!!!』

ハナママ「えー?カルピス?昨日3本買ったじゃん?どうしたの?」

『じぇんぶのんだ!!!!!』

ハナママ「飲みすぎじゃない?今日はだめ!」

『やーだーやーだぁーーー!!
かゆぴしゅーーーーーーー!!!!!』

ハナママ「うるさいなぁ…わかったよ、家の前の自動販売機で買ってこれる? 1本だけね」

『うん!!!』


そして幼い私は家の真ん前の自販機に向かった

トコトコ
てくてく











『んー、とどかない( -᷄ὢ- ᷅)
ハナのかゆぴしゅ……』


「届かないのかよ、だっしぇー
お前名前は?」

『ハナ 、 誰?』

マイキー「おれ、しゃのまんじろう」

『しゃのまんじろう?』

マイキー「ちがう!しゃーの」

『しゃーの』

マイキー「ちがう!しゃ!!!」

『しゃ!!!』



と、一行に「さ」が言えなかった幼い2人だった。
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