譜面詩

□サラサ
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「 サラサ 」 



サラリ

サラサラサラサ・・・



零れ落ちてく砂を

ただ只管に掻き集めて

底のない瓶に詰めて



サラリ

サラササラサラ・・・


気付けずその子はまた

ただ只管に掻き集めて

底のない瓶に詰めて




終わりのない行為(こと)を

終わりを知らずに

いつまで続けよう



今日か、明日か、明後日か?





サラササラサ・・




底のない瓶に詰めて










さあ



誰がその子に教えよか?


―Writing by 皇―

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