時空の旅人
□3番目の物語
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蒼空は汽車を降りて、コムイにもらった地図を見た。
『えっと・・・こっちかな??』
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たどり着いたのは、例の負傷者の収容されている病院。
近くにいる看護婦に声をかけた。
『すみません、患者さんに会うことはできませんか??』
「あなたは・・・??」
『ただの通行人です』
「では、面会は許可できません」
『じゃぁ、これで面会させてもらえますか??』
コムイに渡された、黒の教団の名刺。
「黒の教団・・・??えっ、あの・・・。失礼しました。こちらへどうぞ」
・・・へぇ、これって本当に便利だ。
汽車に乗るときも、これを見れたら一等室に招待されたし。