時空の旅人
□8番目の物語
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蒼空は、ファインダーと共に本部に帰還した。
『コムイ・・・さ・・・・・・ん』
司令室に入ると、蒼空は再び涙を流し始めた。
『すみませんでした。神田は・・・私のせいで・・・・・・死に・・・・・・まし・・・た』
コ「蒼空ちゃん、君のs『私のせいなんです!!』
蒼空は泣き崩れて地べたにペタンと座った。
『私があの時無理やりでもイノセンスを発動していれば、神田は死ななかったのに・・・』
コ「蒼空ちゃんが無理やりイノセンスを発動してたら、蒼空ちゃんが死んでいたよ」
『それで神田が助かるなら本望だ!!』
コ「神田君はそんなこと願って無いよ。もし君が死んで自分が助かったら逆に神田君が苦しむんだ!!」
『・・・私、神田にまだ言ってなかったことがあるんです。それをいえないままお別れなんて、絶対に嫌です!!』
コ「何を言いたかったの??」
『私も、神田のことが好きだってこと、です』
コ「・・・そうだったのか・・・」
『・・・・・・もう、戻りますね』