時空の旅人
□10番目の物語
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翌朝。
『ん・・』
ア「おはようございます」
『おはよ。もう起きてたんだ』
アレンと蒼空はベッドに寝そべったまま、天井を見上げる。
『アレン、暫くアレンは私から離れないでね』
ア「?はい」
『教団には、2人と1匹で帰ろうね』
ア「戻れるんでしょうか?」
『私だけだったら戻れなかったかも知れないけど、アレンはこの時代の人じゃないでしょ』
ア「そうですね」
『あと、ひとつ気がかりなことが・・』
ア「なんですか??」
『こっち来るとき、うち等以外にもうひとり、連れて来ちゃった気がするの』
ア「え・・??」
『誰だかはわからないんだけど・・・』
ア「その人も探さないと、その人はここに取り残されてしまいますね」
『でね、多分、それが誰だかわかった気がする』
ア「だ、誰ですか・・??」
『ロード・・・そうでしょ、ロード?』
ロ「ピンポーン」
天井からニョキ02と生えてきた。
ア「んなっ!?」
ロ「蒼空〜、神田、死んじゃったねぇ」
『私のせいで・・って言いたいんでしょ?』
ロ「なーんだ、分かってんじゃん。つまんないの〜。そうだ。じゃぁ、アレンにいいもの見せてあげる〜vv」