時空の旅人
□1番目の物語
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ここは何処だろう。
私は、死んだんじゃなかったのか・・・・・・??
●●「目、覚めたみたいだね」
英語で話しかけられる。
顔はアジア系なのにな・・・・・・。
『はい。えっと・・・』
●●「僕は、コムイ。君は??」
『蒼空です。ここは・・・何処ですか??』
コ「ここは、黒の教団。僕はここの室長だよ」
『そういえば、何で英語なんですか??日本語は喋れないんですか??』
コ「蒼空ちゃん、何処から来たの??」
『日本ですよ。だって、ここ日本でしょ??』
コ「ヴァチカンだよ」
『・・・・・・は??何で??拉致されたんですか??』
コ「近くに倒れていたから、彼が連れてきてくれたんだ」
『・・・誰??』
年は私と同じか、少し下ぐらいだろうか。
彼も、アジア系。
日本人かな??
結構いい男。カッコいい。
コ「彼は、神田君。君と同じ、日本人だよ」
『あ、助けてくれてありがとう・・・』
コ「同じ日本人だったらなじみやすいだろう。蒼空ちゃんと神田君はしばらくペアで行動してもらう」
『は、はぁ・・・』
コ「神田君、ここのことを教えてあげて。彼女も、適合者だ」
神「・・・チッ」