暇つぶし

□深淵幻想交響曲
2ページ/3ページ





「・・・さて、名残りは尽きないけど、そろそろ元の世界に戻らないと」

金色の髪を持つ青年が言った。


「そうだな。お互い、やることがあるみたいだし」

蔦色の髪を持つ青年が言った。


「みんな!別れの挨拶はもういいか?」

朱色の髪を持つ青年が言った。









それは異世界の者たちに訪れた、ほんの一時の邂逅。

やがて皆それぞれが自分たちの世界へと戻っていく・・・

























はずだった。


















――異世界の英雄よ

我に応えよ――










.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ