創作ハルヒ
□第七話 不思議探索その2
2ページ/5ページ
「うおぉぉ〜〜〜!!!何だここは!?すげぇ〜〜♪」
龍一が面白そうな所に連れて行けって言うもんだからゲーセンに連れて来たのだが………おい。龍一君、ちょっとはしゃぎ過ぎだ。
キ「何かやりたいもん見つかったか?」
「う〜ん。沢山あって目移りしまくってる。何かオススメのやつはないの?」
キ「オススメねぇ。なら、あれなんてどうだ?最近人気らしいぞ。」
俺はそう言いながら、音楽に合わせてドラムを叩く例のやつを指指した。
「おっ!ドラムでゲーム出来るのか?よし、あれに決めた♪」
龍一はそう言うと意気揚々とゲームの方へ向かっていった。でも、あれって難しいんだよな。
「やり方教えてよ?」
キ「簡単に説明するとだな。画面に色の付いた印が落ちて来るから、それがそこの目安になる場所に来たら、その色と同じ物をそのスティックで叩く。こんな感じだな。」
「ふーん。なら、始めるか!えーっと、この曲にするかな♪」
キ「まぁ、最初は簡単そうやつに…………って、おい!!それは、最上級クラスのやつじゃないか!?」
おいおい、いきなりなんて曲を選んでんだよ!?しかも、何でハードモードにしなってるんだ!?
「………うーん。なるほど………ブツブツ」
龍一は何かブツブツ言いながらやっていたが、やはり無理だったのであろう。直ぐにゲームは終了してしまった。……しかも、いきなりそんな曲を選ぶもんだから、その道の方達が眺めていたらしく、嘲笑くらってしまっていた。
キ「な?止めとけって言ったろ?」
「……いや、大体は分かった。本物のドラムとして扱ったらダメなんだな。簡単だわ、これ。」
へ?りゅ、龍一君?今なんておっしゃりました?簡単?
キ「マ、マジで言ってのか?それ?」
「♪まぁ、見てなよ♪」
龍一はそう言うと、先ほどと同じ曲を選んだ。その道の方達のヒソヒソ話では、あの曲のハードモードは今だに誰もクリアーしていないらしい。それを簡単だと?……それが出来たなら長門クラスの化け物だな(汗)