ひぐら小説


□登校の一コマ
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エンジェルモートでの一件があった翌日。龍一は魅音と登校していた。


魅「へぇ〜。義郎叔父さんの所でねぇ。ねぇ、それって、あたしも参加してもいいのかな?」



「ん〜。オーナーに聞いてみたらいいと思うぞ。でも、何で来たいんだ?」



魅「そ、それは……////」



「?何赤くなってんだよ?まぁ、いいや。ところで、魅音。」



魅「えっ!?な、何?」



「この家でかいなぁ。」



魅「え?あぁ、来月辺りに引越ししてくるみたいだよ。えーっと、確か前原だったかな。」



「えっ?前原だって?」



魅「うん。どうかしたの?」



「いやぁ、前に話した。友達の名字が前原だったから、懐かしいなって思ってさ。」



魅「ふーん。もしかしたら、その子かもよ〜♪くっくっく。」



「ははは。んな偶然が重なるか。てか魅音!その笑いヤメろ!」



魅「えぇ!?何でよ〜?」



「魅音も女の子だろ?そんな笑い方してちゃ、嫁にいけないぞ!」



魅「えっ///?で、でも、癖だし……。」



「はぁ…。なら、俺といる時くらい気を付けろ。練習だ。」



魅「う、うん///りゅ、龍ちゃんはあたしの事、女の子として見てくれてるの?(うわっ!あああ、あたし何聞いてんだろ!つい、勢いで………、は、恥ずかしい///)」



「ん〜、どう見たって女の子だろ。何言ってんだよ。」



龍一はそう言いながら魅音の頭をわしわしと撫でた。


魅「で、でも、あたし男みたいな性格だし、強がりだし、おじさんなんて言うし、下ネタも言うし、それにかわいくないし………。」


「それは、みんなの前だからじゃないのか?」
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