06/03の日記
13：11
纏うは蒼き風か、紅き風か
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色とは、何 ?
Mは一人称。
僕、が決める意思。
Cは二人称。
貴方、が決める意思。
Yは三人称。
何か、が決める意思。
Yは、殆んど染まらないので、予め省いておく。
Mの純色は、確かにあり得る。
けれどもCの純色は、身に覚えがないのだ。
せいぜい、青ぐらいか。
青は僕にとって、最大限の守りの色。
黒と同じぐらいの、徹底的な世界の拒絶。
でも、Mがなくなったわけではないの。
Mがあるということも許される、沈黙なんだ。
きっと、鎧みたいなもの。
封印具。
僕にはYがないから、黒じゃなく、青で十分なんだね。
反対に赤は、虚像。
戦闘のために、攻撃力を上げる魔法具のイメージ、かな。
白を纏って、力をスムーズに出せるようにするよりは、
前もって、出したい力である赤を纏っておく方が、僕には容易い。
Mのインクを出すのは簡単。
こんなにも、溢れ出てくるのだもの。
でも隠し味にYを混ぜてやっと、安定した赤になり得るのだから、
僕単体では、作り出せない色なんだ。
今日纏っているのは、青。
深い意味はなくて、男装だからってだけだけれど。
気分的に、助かってはいる。
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