06/07の日記
21:03
哀しいとき、寂しいとき、も
---------------
僕はいるよ
すぐ、近くで
だから見、せて
その眼差し、を
僕だけを見つめて ?
(アラベスク)
今日は、コスプレをしてきたの。
小さい頃から暗殺しか知らずに生きてきた少年の、姿に成って。
15cmのブーツを履いて走り回ってきたんだ。
徹夜で。
不眠不休の炎天下。
更に長袖タートルネックに上着、慣れない上にサイズの合ってない厚底だなんて、我ながら正気の沙汰じゃないと思う。
事実、一度膝から転んで、今となっては痣になりそうな状態なのだ。
でも、記憶を改竄してやっと手に入れた、偽りの愛情でさえ、
すがりたいと願う、歪で純粋な願いは、愛おしいと思ったから。
成りきるの。
たたか う よ
いのちをなげて
たいせつなひと
きずつけるなら
のりこえられる
きずながあれば
このさ きも
楽しかったよ。
新しく、お友達もできたし。
自称・お嬢様学校に通う一般人、だそう。
同じぐらいの身長の、素直で可愛らしい女の子。
次に今日のメンバーが集まるのは、おそらく2週間後。
きっと僕が成るのは、愛されるという宿命を授かった少女。
長い時を生きたことで感情を失い、拘束に安堵を覚える。
そんな服を身に付けていると、僕も何だか安心するんだ。
写真を撮ってもらうのも、好き。
写真って、愛情表現、じゃない?
愛されたい、のよ。
ねえ…
…僕だけを見つめ、て ?
前へ|次へ
□ コメントを書く
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]