06/09の日記
12:41
無味無臭
---------------
イヤフォン、忘れた。
マリアちゃんのHP(MP?)も、実はあんまりない。
バスの中で隣に座ったご婦人は、割りといい人そうだった。
しかしそのの巨大な鞄が、時折、僕の膝に微かに触れていて、気持ちが悪い。
くすぐったい、悪寒。
触れているのは一ヶ所だけなのに、むず痒さが全身を伝っていくんだ。
何かに触れるとか、
何かを口に含んで、飲み込むとか、
そういうことって、好きじゃないと無理だと思うの。
前に何かの小説であったんだよ。
味覚がなくなった、という人の話。
味のしない異物を、無理矢理、飲み込む。
とっても、気持ち悪そうだった。
そんな思考から現実に戻って見てみると、
先程のご婦人の更に隣には、絵に描いたような中年男性が、安そうな扇子を持って鎮座していた。
その風があたるのも、気持ち悪い。
狭いところに割り込んで座って、大して暑くもないのに暑がって。
本当に、気持ち悪い。
好きな人達に触れるのも、触れられるのも、好きだよ。
でも他人なんて、『何の味もしない』じゃない。
家を出たときは、体調も良いし、機嫌が良い…はずだったのに、
今はもう、頭が、頭痛で、痛い。
授業、出たくない。
ピンクなんて、着るんじゃなかった…。
前へ|次へ
□ コメントを書く
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]