小説☆

□桜桜桜☆
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ピピピ・・ピピピ・・

小鳥がさえずる爽やかな朝。あたたかい布団の中朝のまどろみに
ウトウトしているリキッド。

(あー・ ・起きて朝ごはんつくらないと・・
でも気持ちぃ・・zzz
あと5分、寝たい・・・)

「起きてよぉー!!
家政婦っ!!」

ドガッ!!!!

「ぐえっ!!」

全体重をかけリキッドに乗っかるお坊っちゃま・ロタロー(コタロー)。

「朝寝坊など100年早いぞ!リキッド!
いけ、チャッピー!!」「わぅ!!」
「いてててててて!!」
俺様な家主・パプワの
命令により噛みつく従順な愛犬・チャッピー。


「もぉー!朝からなんなんだよ!!」
「お花見に行くぞ!」

「へ??」
「もぉー家政婦は頭、悪いなぁー!桜が満開だからお花見に行くって
パプワ君は言ってるだよ」

「・・・??」
「すぐに出発するぞ!」「わぅ」
「お弁当も持って行くぞ!!」
「わぅ!」
「・・・・・ハイ・・」
「唐揚げいれなきゃ殺すよ!家政婦!」


「もちろん朝ごはんも食べるぞ!!」
「わぅっ!」
「お腹すいたから早くしてねっ、家政婦」
「昼前には出かけるからな」
「わぅーん!!」

「・・ハイハイ・・・
わかりましたよ・・

(せめて前日に言ってくれ!)
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