流れる言葉

□拒絶
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目が見えなくなればいい
そうしたら…
他人の顔色を気にしなくてもよくなるから…





耳が聴こえなくなればいい私を傷付ける言葉を
聴かなくて済むのだから…




嗚呼…でも、いっそ
この私という存在が無くなってしまえばいいのに…

初めから存在しない
居場所という自分の価値にすがり付いて
苦しむのには
疲れてしまったから…



伸ばしていた手を下ろして闇に堕ち
溶けてしまいたい…



誰にも知られずに
自分という存在を



消してしまいたい…

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